ホピの聖地へ
知られざる「インディアンの国」
Toward the Sacred Mesa of the HOPI

新しく読み終わった書籍の紹介です!
まずは、書籍のタイトルと、基本情報、アマゾンから引用させていただいたあらすじです。

ホピの聖地へ
知られざる「インディアンの国」
Toward the Sacred Mesa of the HOPI

著者:北沢 方邦
発行者:丁子 惇
発行所:東京書籍株式会社

ホピの聖地へ

あらすじ

サンタフェ、グランド・キャニオン、仮面の神々、銀とトルコ石…。合衆国南西部のナバホ、ホピたちの「インディアンの国」を訪ね、大地とともに生きるひとびとの文化の神髄に触れる旅。
〜Amazon(「BOOK」データベースより)〜

レビュー

本を開いてからあっという間に読み終わりました。
そして、あまりの読みやすさと、面白さからすぐに2回目に入り、やっぱりすぐに読み終わりました。
150ページほどの書籍で文字は少し小さめですが写真が多くのっているのでよく本を読む方なら1日とかからずに読み終わるかと思います。

ですが、私は本を読むのがあまり得意ではありません。このブログではよく書籍を紹介するのですが正直な所、30歳になってインディアンに興味をもってから本を読み始めました。
いまでも、活字はあまり得意とは言えないです。。。
が、そんな私でもすぐに2回読めるほど読みやすい!そして面白い!

内容ですが、実際に著者である北沢氏が旅をしている(実際にこの本のために旅をしたのか、これまでの旅をもとに書いたかは不明ですが)流れに沿ってインディアンの国の魅力を紹介して行っています。

ニューメキシコ州のアルバカーキ国際空港(インディアン関連の本を読んでいるとよく登場するアメリカ南西部の玄関口になる空港)から出発し、まずは北上しながらサンタフェ周辺の旅に出ます。

その後、一旦アルバカーキまで戻り、西へ進み、ナバホの大地へ

そして、タイトルにもなっているホピの地へと旅は続いていきます。

サンタフェ周辺、ナバホ、ホピとそれぞれについて著者の北沢氏は何度も訪れた経験があるようで、一般的な観光スポットになっている場所から、普通の観光マップでは出てこなさそうなディープなスポットまでインディアンにまつわるいろいろな場所を紹介してくれます。

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そして、それぞれの場所についてただ風景や場所の説明だけでなく、そこにあるインディアンの文化、考え方、行き方についても書かれています。

さらに、随所に美しい写真やイラストが入っています。この掲載されている写真やイラストにはほとんどキャプションでどのような写真やイラストかの説明が入っています。
(本の写真やイラストだけでなくデザインも私はとても気に入っています。)

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本を読んでいるだけで自分が北沢氏のガイドのもと実際に旅をしている可能ような感覚になりました。
そして、本に書かれている場所全てに行きたくなりました。
(実際には全行程を一度の旅でこなすにはかなりの時間、体力そしてお金が必要になるかと思いますが。。。)

インディアン好きはもちろんのこと、旅好きの方にもオススメの一冊です。

ダンス・ウィズ・ウルブズ
DANCES WITH WOLVES

インディアンジュエリーに続く、レザークラフトという新たな趣味にとりかかったりと少し更新をさぼっていました。
レザークラフトについてはこのブログでも紹介できればとおもっています。

さて、本題ですが今回紹介するのは映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」とういう映画です。
1990年と少し古い作品ですが当時のアカデミー賞7冠作品とのことなのでインディアンに特別興味がない方でも映画好きならご存知の方も多いのではという作品です。

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<映画の基本情報>
監督:ケビン・コスナー(Kevin Costner)
主演:
ケビン・コスナー(Kevin Costner):ジョン・ダンバー/狼と踊る男
メアリー・マクドネル(Mary McDonnell):拳を握って立つ女
グレアム・グリーン(Graham Greene):蹴る鳥
ロドニー・A・グラント(Rodney A. Grant):風になびく髪
フロイド・レッド・クロウ・ウェスターマン(Floyd Red Crow Westerman):10頭の熊
公開:1990年
時間:181分

〜概要・解説〜
トップ・スター、ケヴィン・コスナーが自ら製作し、監督した野心作。
1863年、南北戦争の激戦地。
その自殺的行為から英雄となり、殊勲者として勤務地を 選ぶ権利を与えられたジョン・ダンバーは、当時の最西部で、かねてより興味を持っていたダコダにあるセッジウィック砦を望んだ。
常人なら孤独に耐え兼ね、 精神を病んでしまうような荒野に、次第に魅了されてゆくダンバー。
彼は、愛馬シスコとトゥー・ソックスと名付けた野性の狼と共に、不思議に満ち足りた日々 を送り始める。
ひと月が経った頃、ダンバーはシスコを盗みに来たインディアンを追い払った事から彼らと次第に交流を深めるようになる。
やがて、インディア ンに育てられた白人女性と恋に落ちたダンバーは、“狼と踊る男”という名をもらい、侵略者である白人から彼らを守ろうと努力するが……。
先住民 族であるインディアンを虐殺し、バッファローを絶滅寸前に追いやった今のアメリカに対して、フロンティアへの郷愁と同時に、警鐘を打ち鳴らした作品。
初監督とは思えぬコスナーの時としてダイナミック、時として細やかな演出が緩急のリズムを生み、長尺ながらまったく飽きさせない。
アカデミー作品・監督・脚色・編集・撮影・オリジナル作曲・録音賞を受賞。
allcinemaさんより抜粋させていただきました
〜〜

主人公の「白人男性」がちょっとしたきっかけで西部開拓地へ行きインディアンと出会う。
そこで出会ったインディアンたちと交流し次第に打ち解けあっていく
そして、今までの白人としての価値観に疑問を持ち、インディアンの生き方に惹かれていく
女性との出会い恋愛模様もある

ものすごく端的に、つまらなく説明すると上の数行で説明できてしまうと思います。
が、アカデミー7冠は伊達じゃない。
実際に映画を見ると3時間という最近の映画から考えるとかなりの長編ですがあっという間に見終わってしまいました。

映画に出てくるインディアンは主にスー族(ダコタ族)とポーニー族になります。
馬に跨り、頭にはわしの羽根飾りをつけ、ティーピーと言われる三角のテントに住む
日本人の多くの人がイメージするインディアンのステレオタイプになっている部族です。
インディアンジュエリーで有名な「ナバホ」や「ホピ」「ズニ」とは少し違う部族になります。

ダコタ族については「阿部珠理」さんという立教大学の教授の方がいろいろな本を出しています。
私はインディアンジュエリーだけでなく、インディアン好きですのでこの阿部さんの書籍もだいたいは読んでいます。
どの本に書いていたかまで覚えていませんがこの映画についても阿部さんの書籍でも紹介されています。
また、阿部さんの書籍以外にもダンス・ウィズ・ウルブズはよく登場していおり、どの書籍でもインディアンの姿をよく表現できていると好評だったので絶対に見ようと思っていた映画です。
この映画でインディアン役の方はダコタ語を話します。
ダコタ語を理解できる人はあまりいないと思いますが私も書籍で覚えていた単語で「タタンカ(バッファロー)」と「ワシチュー(白人)」だけは聞き取ることができました。
実は、ダコタ語には女性言葉と男性言葉の違いがあるようですがダコタ語の指導を行ったのが女性だったために男性も女性言葉を使っていたようです。
ダコタ語の流暢な人が映画を見ると男性が女性の言葉を使っているのに大爆笑したとのことです。
※今風にいうと大真面目な顔して、オネエ言葉でしゃべっている感覚だそうです。

ちなみに、私は西部開拓時代のインディアンを知りません。
いままでアメリカへいったことすらありません。
イディアンに興味を持ってからはインターネットで画像をみたり、本を読んだり
インディアンジュエリーのショップの方とお話ししたりして夢を膨らませるばかり
そんなくせして、インディアンについての映像作品をみたのは今回が初めてです。

映画を見て感動しました。
そこには本で読んだり、写真で見たインディアンやインディアンの住む大平原がそのままの姿でありました!
特に、バッファローの狩りに出るシーンは圧巻でした。
そして、いつの日か必ずアメリカへ、インディアンの土地へ行こうと思いまいた。

ここまで読んでいただいて興味がある方は是非一度、映画を見てください!
百聞は一見にですよ!

ナバホ族(Navajo)ゲーリー・リーブス(Gary Reeves)スタンプワークリング

インディアンジュエリーの紹介です。
今回は、ナバホのアーティスト、ゲーリー・リーブス(Garry Reeves)のスタンプワークリングを紹介いたします。

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基本情報

アーティスト:ゲーリー・リーブス(Garry Reeves)
部族:ナバホ(Navajo)
素材:silver925
技法:スタンプワーク

作品紹介

日本でも有名なアーティスト「ゲーリー・リーブス(Garry Reeves)」さんのリングを紹介します。
日本でインディアンジュエリーを扱っているお店なら必ず1つは置いているのではないかというくらい有名なアーティストです。
オールドスタイルのスタンプワークを得意としている方で「The Indian Jewelry」といった作品を多数残されています。
もちろん、サンタフェインディアンマーケット(Santa Fe Indian Market)などで受賞歴もある名実ともにTOPクラスのアーティストでした。
誠に残念なことに2014年7月19日に体調不良で急逝されました。
私が今回紹介するリングを購入したのが2014年の5月頃だったのでこのことを知った時はとても驚きました。
世界中で愛されるインディアンジュエリーを多数残してくださり本当に感謝しています。
実際にお会いしたことはないですが、直接ご本人にお会いした方のお話を聞く限りとても気さくで素敵な方だったとのことです。
ご冥福をお祈りいたします。

ゲーリーの弟には、サンシャイン・リーブス(Sunshine Reeves)や、少し複雑な家族関係のようでアンディ・キャッドマン(Andy Cadmn)、ドノバン・キャッドマン(Donovan Cadman)、ダレル・キャッドマン(Darrell Cadman)も血縁関係にあるそうです。名だたるアーティストと血縁関係にあり、作風も少し似ているところがあるかと思いますがゲーリーが一番ワイルドでガツンとくるデザインを多く残していると思います。

今回紹介する作品もとってもゲーリーらしさが出ていると思います。
シンプルで力強い、そして細部まで丁寧な作りのオールドスタイルのリング
TOPのひし形とそれを囲む両サイドは別に切り出したパーツがロウ付けしてありシンプルながら立体的で存在感のあるデザインになっています。
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製作された技法は「スタンプワーク」です。
スタンプワークはシルバーの板にタガネをハンマーで打ち付けて模様をつけていく技法です。
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タガネにはいろいろな形があり、様々なタガネを使い分けて1つの作品を作り上げます。
タガネは現地の専門店で販売もされているようですが自分で作ったり、タガネ作りの上手な方に作ってもらうこともあるそうです。
※ゲーリーがどのようにタガネを調達していたかは知りませんがおそらく自作のものが多かったのではと思っています。
数ミリずれるとデザインが崩れる。ハンマーを打ち込む力が違えばデザインが崩れる。銀細工なので失敗すれば取り戻すことはできません。
このリングもつなぎ目がきっちりと揃うように正確にスタンプワークされています。
ゲーリーの技術の高さがはっきりとわかる作品です。
現在では機械で正確に銀板を整形することも可能ですが手作業で行われるインディアンジュエリーには機械には出せない1つ1つの温かみがあります。
同じアーティストの同じデザインでも手作りが作り出すわずかな違い、世界で1つだけのジュエリー
インディアンジュエリーはただの宝飾品ではなく、音楽で例えるなら生演奏、絵で例えるなら絵画のような作品としての美しさがあるのが魅力の一つです。

彼のホールマークもしっかりと入っています。
「gReeves」最後の「S」の上に⭐︎マーク
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有名アーティストですがこの作品はターコイズが入っていないため比較的、手頃な値段のリングです。
ゲーリーの作品は日本でもまだまだ多く残っているので実際に見る機会や手に入れるのはそこまで難しくないと思います。
機会があれば是非一度本物の彼の作品に触れてみてください。

「マライカ心斎橋店」さん

以前にも「マライカ高の原店」さんを紹介させていただきました。
そして、まさかの閉店しました、、、

今回は、マライカの心斎橋店さんをご紹介します。
shinsaibashi1写真は公式HPよりお借りしました。
HP:http://www.malaika.co.jp/s.htm

実は、高の原店しか行ったことがなかったのですが同点の閉店、大阪に用事があったので先日初めてお店に行ってみました。

マライカさんはアジア・中南米・アフリカより輸入した雑貨や衣料・アクセサリーを販売しているお店です。
北は北海道から南は沖縄まで全国に店舗をがあったり、インターネットでの販売もされています。
ですから、インディアンジュエリー専門店ではありませんがとにかく、「本」や「パソコン」ではなく、本物のインディアンジュエリーを見ることのできる貴重なお店です。
心斎橋店さんは「せんば心斎橋筋商店街」の中にあり、なんと5階建てのビル全てがマライカさんという大型店舗です。公式HPによるとマライカさんの中でも最大規模のお店のようです。

ちなみに「せんば心斎橋筋商店街」は心斎橋から少し離れたところにあり、なんと400年近く歴史のある古い商店街だそうです。
近くには「船場センタービル」もあり、ディープな大阪を楽しめる面白いところです。

1階にいろいろな国のアクセサリーや雑貨や衣類がずらりと並んでしました。
インディアンジュエリーも1階に少しありましたが、4階にインディアンジュエリーフロアがあります。
また、インディアンジュエリーというわけでなないですが、ビーズや、コンチョ、木製ボタンなど手作りするときのパーツも数多く揃っていました。
サンフェイスやココペリ、コヨーテのコンチョを発見!
つい最近、始めたレザークラフトで使おうと思いアンティークビーズと合わせて購入してしました。
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別のフロアにはカバンの材料や布、素焼きのボタンなど多数取り扱っていたので手作り好きのかたも大いに楽しめるかと思います。

さてさて、本題の4階にあるインディアンジュエリーフロアにいって見るとエレベータを降りたすぐ目の前あたりに立派な「ウォーボンネット」と「スー族のドレス」が飾っていました。(というか販売しいるようですがなかなか立派なお値段でした。)
近くにスタッフの方がいなかったので写真撮影は自粛しました。
インディアンといえばウォーボンネット!
馬に跨り、ウォーボンネットに弓矢といえば典型的なインディアンの姿ですね。
でも、ウォーボンネットは平原インディアン特有の衣装で「ウォー」と名前が付いているように戦うときの正装だそうです。
イラストや映画などの映像、写真ではよく見るものですが実物を見る機会は少ないと思いますので必見です。

エレベーターをでて左手は天然石フロア、右手がインディアンジュエリーフロアでした。
フロアはとても広く、「ターコイズ種類(鉱山)」ごとにターコイズが紹介されていました。
モレンシやキングマン、ビズビーに、FOX、ダメリなどなど名だたるターコイズのカボションやアクセサリーがずらりと並んでいました。
いろいろな石が鉱山の特徴と合わせて紹介されており書籍やネットでしか見たことのない石も多くあって感動しました。

さらに、ナバホやホピ、ズニやサント・ドミンゴなど書く部族の作品も多数あります。
ジュエリーに混ざってカチナ人形やメディスンバックなども販売しています。
取り扱っているアーティストもかなり多いようで日本でも有名どころの著名なアーティストや初めて見る名前のかたも多数ありました。

アーティストは写真付きでプロフィールが紹介されていたり、ターコイズについてもいろいろと鉱山ごとの特徴などが多数ありちょっとしたインディアンジュエリーの博物館といった感じでした。
お店のスタッフの方がいなかったのでジュエリーに直接ふれることはできなかったですが、ゆっくりとジュエリーを見ることができました。

私の住んで居る奈良県北部からだと1時間程度で行くことができます。
インディアンジュエリーと言わず、アジアン雑貨や手芸、クラフト好きなら一度行ってみて下さい。
ここでは紹介しきれていないいろいろなアイテムがありとても楽しめるお店でした。
大阪に出るときはぜひ立ち寄りたいスポットとなりました。

「知」のビジュアル百科
写真で見るアメリカインディアンの世界

またまた、インディアンの本の紹介です。
本当はターコイズとかインディアンジュエリーについてももっと紹介したいのですがなかなかまとめるのが難しくてなかなかすすみません、、、
でも、インディアンに関する書籍をまとめているブログも少なそうなので気にせず、マイペースに更新していきます。

「知」のビジュアル百科
写真で見るアメリカインディアンの世界

著者:デヴィッド・マードック
監修:スタンリー・A・フリード
訳者:役吉枝彰久
日本語版監修者:富田虎男
出版:あすなろ書房

IMG_0180あらすじ

南部のチェロキー、アパッチ、ナバホ族から北極圏のイヌイットまで、北アメリカ大陸を10の文化圏に分け、さまざまな先住民文化を紹介するビジュアル博物図鑑。
〜あすなろ書店HPより〜

レビュー

今回は「知」のビジュアル百科シリーズ(全50巻)の37番目「写真で見るアメリカインディアンの世界」の御紹介です。
大判サイズでページ数は60ページ程度です。
88カ国で愛されている世界的ベストセラーだそうです。(ですので著者が海外の方なのですね)

1つのテーマは見開きで完結しており、テーマ全体の説明と写真、写真の説明で構成されています。
タイトル通り写真がとても多く、写真を見ながら説明を読んでいるうちにさらっと読み終わります。
あすなろ書店さんのHPには「対象:小学校高学年~中学生」となっていました。
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インディアンというと「大きな鷲の羽根飾りをつけた上半身裸の男が馬に跨り弓を構えている」住んでいるのは「丸いテントのような家(ティーピー)」といったイメージが強いんではないでしょうか?
上記のうようなインディアンは実在します。(しました?)
ですが、北米大陸はとても広い、海沿いの地域、山の中、大平原、砂漠地帯、温暖で過ごしやすい地域もあれば、暑さの厳しい地域、寒さの厳しい地域もあります。

この本では、北米大陸全域を10のエリアに分けて各エリアで有名(特徴的)な部族を何部族が取り上げ、地域性や生活様式、簡単な歴史が数多くの写真と合わせて書かれています。

日本では、インディアンの精神性からくる「知恵」や「教え」に注目した書籍が多いです。
ですがこの本ははその視線はほとんどなく、どのような食生活をしていたのか、住居の形式や主食としていたたべもの、衣服などが写真をいれながら説明されています。
さすが、児童書というべきかとても簡潔に、わかりやすくまとまっていますし、大人が見ても十分に勉強になります。
ここまでインディアンについての写真が多く、生活様式などにをまとめた書籍は少ないと思いますのでオススメです。

北米インディアン生活誌

インディアンに関する本のご紹介です。

北米インディアンの生活誌

編者:C・ハミルトン
訳者:和巻 耿介
監修者:横須賀考弘
出版:社会評論社
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あらすじ

チーフ・スタンディング・ベア、ブラック・エルク、オヒエサ、ジェロニモ、カーゲガガーボー──。北米インディアンの戦士たちが自ら語ったアンソロジー。その豊かな自然と暮らし、儀礼と信仰、狩猟と戦闘など。
〜Amazonより〜

レビュー

この本のあらすじは上記のように短く、いまいちどのような内容が書かれているかわかりにくいかと思います。
私はインディアン関連の本をひたすら読んでいますがこの本は表紙のデザインというか色使いと、書籍の帯に書かれている言葉で購入を決めました。
ちなみに帯には「インディアン戦士たち自身が語る 豊かな自然と暮らし、伝説と信仰、狩猟と戦闘、そして白人との戦い、、、、」と書かれています。

ざっくりと内容をお伝えすると「あらすじ」にかかれている実在したインディアンたちが残した文章をC・ハミルトンさんがまとめたものをさらに日本語へ翻訳したものです。
インディアンといっても昔は北米大陸全域に様々な部族が生活しており、狩猟生活を基本としていた部族、農耕生活を主とする部族、半猟半農の民族などなど各部族は独自の言葉や、文化があり生活様式も様々だったようです。本書では複数の部族のインディアンが残した記録を集めてます。

いろいろな部族の生活の一部やその中にある、自然や人との付き合い方の教えなど読みやすくまとまっていると思います。
私はすでにいろいろな本を読んでいるので有名な話の何点かはすでに他の書籍などで読んだことがある部分もありましたが初めて知ることも多くとても楽しんで読めました。

ページは400ページ程度で文字サイズも少し小さく、文章量は多いかもしれませんが、1つ1つの話は短く電車など移動の間や、寝る前などちょっとした時間に読み進めていくのも良いと思います。

いろいろなインディアンの部族名が出てきてます。
さらに、先述のように1つ1つの話は短いので一つの部族について詳しく知るというよりはインディアンっ

ていろんな部族があってそれぞれに違いや共通性があるんだ!
インディアンってよく聞くけどどんな人たちだったんだろう?

などと思う方に特にオススメの一冊だと思います。
そして、自分の興味を持った部族や人物がでてこればその人たちにつていより深く調べてみてください。

アメリカの州の名前とインディアン

いろいろな書籍を読んでいるとたまに、アメリカの州名とインディアンについての記述があります。
そんな、アメリカの州名とインディアンの関係について調べたことを書きます。
アメリカには50の州があります。
「ニューヨーク」や「カリフォルニア」、「ワシントン」など映画やニュース、スポーツなどで良く聞く有名な州がいくつもあります。
ただ、50もあるとあまり聞きなれない州もあったりします。
アメリカの州名とインディアンの関係をを調べていて初めて知ったのが「メイン(Maine)」という州があります。
場所はアメリカの一番右上あたりに位置しており、カナダと隣接している州だそうです。
(とっても雑な説明なので気になる人は調べてみてください。)
みなさんは50の州のうちいくつをご存知でしょうか?
そして、州の名前の大半がインディアンに関することから付けられていることをご存知でしょうか?
調べてみてびっくりしたのですが50の州のうちインディアンに関係するのは実に27もあるんです。なんと半分以上がインディアンに関する名前がついているんです。
ということで、各州の名前と由来について調べた内容をまとめてみました。
といっても、インターネットや読んだ書籍などをもとにまとめましたので、間違いや由来がはっきりしないものも含まれているかもしれません。
ちょっとした話のネタ程度の軽い気持ちで見てください。
そして、もし詳しくご存知の方がおられましたら是非ともいろいろとご教示ください。

 

関連 州名 由来
Alabamaアラバマ チョクトー族の言葉で「茂みを切り開く」や「薬草を集める」から来ています。
Alaskaアラスカ アレウト族の言葉から来ています。意味合いは「本土」や「土地」といった考え方と、「海を司る者」という意味など諸説あるようですがいずれもインディアンの言葉が由来となっています。
Arizonaアリゾナ 諸説あるようですがインディアン由来です。パパゴ族の言葉で「小さな泉」から来ています。

※スペイン語やバスク語などが由来であるなど諸説があるようです。

Arkansasアーカンソー クオーポー族の言葉で「下流の人々の土地」または、スー族の「南風の人々」が由来のようです。いずれもインディアンの言葉が由来となっています。
Californiaカリフォルニア スペインの詩人の歌が由来のようです。ちょっとおしゃれな州名のつけ方ですがインディアンとは無関係です。
Coloradoコロラド スペイン語の「色のついた、赤い(川)」が由来だそうです。
Connecticutコネチカット モヒカン族の言葉で「長い川に沿った場所」や「干満のある長い川の流れる土地」といった意味があります。
Delawareデラウェア 植民地時代の総督のイギリス人トーマス・ウェストの爵位(Baron De La Warr)からつけられたようです。ちなみに、インディアンには「デラウェア族」と呼ばれる部族がありますがこれは白人が上記「イギリス人の爵位」に由来して名付けた名前でインディアンの言葉では「レナペ族」と言います。

日本語では「アメリカ」英語では「USA」と同じ感じで、英語では「デラウェア族」、インディアン語では「レペナ族」といった感じでしょうか?

Floridaフロリダ 花の復活祭の日に独立したことより、スペイン語「花の(祭)」が由来です。
Georgiaジョージア イギリスの国王「ジョージ2世」からちなんでいるようです。
Hawaiiハワイ ハワイ島の先住民の王国が名前の由来だそうです。北米大陸ではないですが先住民が名前の由来にはなっています。
Idahoアイダホ 諸説意がありはきりしない部分も多いようですがショショーニ族、またはアパッチ族の言葉から来ていると言われているようです。
Illinoisイリノイ イリノイ族が由来のようです。イリノイは「人」や「男たち」または、「いつもの方法で話す」などの意味があるそうです。
Indianaインディアナ ラテン語で「インディアンの土地」という意味です。一応インディアンに由来していることにします。
Iowaアイオワ ダコタ族の言葉で「眠い人」に由来です。
Kansasカンザス カンザス族が由来のようです。部族名の由来になる「カンサ」はインディアンの言葉で「風の民」や「南風の民」という意味があるそうです。
Kentuckyケンタッキー イロコイ族の言葉で「平原の地」が由来です。
Louisianaルイジアナ フランスの王様、ルイ14世そうです。
Maineメイン 周りにある島々に対してメイン(本土)の島という意味からきているらしいです。
Marylandメリーランド イギリス国王チャールズ1世の妃アンリエッタ・マリアの名前に由来するそうです。
Massachusettsマサチューセッツ マサチューセッツ族が由来です。「大きな丘があるところ」という意味があるそうです。
Michiganミシガン チペワ族の言葉で「大きな湖」が由来です。
Minnesotaミネソタ ラコタ族の言葉で「水(mni)」と「曇り空(sota)」がくっついた言葉からきているそうです。
Mississippiミシシッピー オジブワ族の言葉が由来です。もともと、インディアンの言葉で「大きな川」というミシシッピー川からちなんでいる
Missouriミズーリ もともとはスー族の中の部族「ミズーリ族」が由来です。「丸木舟(カヌー)を持つ人々」の意味する言葉から来ているそうです。
Montanaモンタナ スペイン語の「山岳地帯」という意味に由来するそうです。
Nebraskav
ネブラスカ
インディアンの「オトー族」または「オマハ族」の言葉で州内に流れている川「プラット川」にちなんで「平らな川」や「静水」を意味する言葉が由来だそうです。
Nevadaネバダ スペイン人宣教師が、故郷の山脈シェラ・ネバダにちなんで名付けたそうです。
New Hampshireニューハンプシャー 最初に植民地として許可を得たイギリス人商人の出身地ハンプシャーに由来です。
New Jerseyニュージャージー この地を与えられたイギリス人提督の出身地ジャージー島に由来するそうです。
New Mexicoニューメキシコ アメリカ合衆国になる前がメキシコ領だったことに由来です。
New Yorkニューヨーク イングランドの王様「チャールズ2世」のヨーク公(爵位)が由来です。
North Carolinaノースカロライナ イングランドの王様「チャールズ1世」のラテン語「Carolus」が由来です。
North Dakotaノースダコタ ダコタ族が由来です。「ダコタ」「ナコタ」「ラコタ」の3部族はスー族の一部族で語源は共通しており「仲間」「友人」「同胞」といった意味からきています。
Ohioオハイオ イロコイ族の言葉で「きれいな川」または「大きな川」が由来です。
Oklahomaオクラホマ チョクトー族の言葉で「赤い人々」に由来です。
Oregonオレゴン イギリス人の軍人ロバート・ロジャーズがイギリス国王に送った手紙に「インディアンによってオレゴン(Ouragon)と呼ばれる川」という表現があったのでインディアンが由来とも言えるかもしれないです。フランス語で嵐の意味「ouragan」が由来とも言われているので不明確な点が多いみたいです。
Pennsylvaniaペンシルベニア ウィリアム・ペン(W. Penn)という人がイギリス国王から許可を得て植民地としたので「W. Pennの森」と名付けたことが由来です。
Rhode Islandv
ロードアイランド
オランダ語で「赤い島」が由来です。※ちなみに最小の州らしいです。
South Carolinaサウスカロライナ イングランドの王様「チャールズ1世」のラテン語読みが由来です。
South Dakotaサウスダコタ ダコタ族が由来です。「ダコタ」「ナコタ」「ラコタ」の3部族はスー族の一部族で語源は共通しており「仲間」「友人」「同胞」といった意味からきています。
Tennesseeテネシー チェロキー族の町の名前「タナシ(Tanasi)」が由来です。
Texasテキサス インディアンのカドー族の言葉が由来です。「友人」「仲間」の意味からきているそうです。
Utahユタ ユテ(Ute)族が由来です。ユテとは「山の人」「山の民」という意味からきているそうです。
Vermontバーモント フランス語の「緑(vert)」と「山(montagne)」が由来です。
Virginiaバージニア イギリスの女王「エリザベス1世」の愛称「Virgin Queen」が由来です。
Washingtonワシントン 初代大統領George Washington(ジョージ・ワシントン)に、ちなみ名付けられました。※ワシントンD.Cとは別ですよ!(しってたかな?)
West Virginiaウェストバージニア イングランド・アイルランドを統治したとエリザベス1世の愛称「ヴァージンクイーン」が由来です。
Wisconsinウィスコンシン オジブワ族の言葉でが由来です。「水の集まる場所」や「赤い石の場所」などの意味があると言われている。
Wyomingワイオミング デラウェア族(レペナ族)の言葉で「大平原」「大草原」が由来です。州都「シャイアン市」もインディアンの部族名からきていそうです。

「マライカ高の原店さん」閉店

以前に紹介させていただきました「マライカ高の原店」さん
私の住んで居る奈良県北部から最も近くにある本物のインディアンジュエリーを取り扱っているお店でした。
イオンモール高の原店の専門店街3階に出展されていたのですがイオンモールの専門店改装にともない2015年1月12日に閉店したそうです。

知らなかった、年明けて久しぶりにイオンモールに買い物にいったら専門店が閉店しまくっていました。
そして、マライカさんも閉店

中には、改装終了後に再度、出展されるお店も多いようですがマライカさんはこれを機に撤退するとのこと。

イオンさんに日用品や生活雑貨を買いに行くついでによく立ち寄っては本物のインディアンジュエリーを眺めていたのですがもう見れなくなってしまいました。
車で気軽に行けるベストスポットだったのですがショックです。

どなたか奈良県北部周辺で本物のインディアンジュエリーを取り扱っているお店をご存知ないでしょうか?
情報をお待ちしております。

ナバホ族(Navajo) ルーシー・ジェイク(Lucy Jake)
ターコイズバングル

今回紹介するのはモレンシターコイズのセットされたシンプルなバングルです。
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<基本情報>

アーティスト:ルーシー・ジェイク(Lucy Jake)
部族:ナバホ(Navajo)
素材:silver925、モレンシターコイズ(ナチュラル)

<作品について>

作者のルーシー・ジェイクさんは日本では著名なアーティストというわけではないようですが、大ベテランの女性アーティストです。
東京のアメ横にあるパウワウさんのHPで顔写真が公開されています。
パウワウ:http://www.powwow-japan.com/shopbrand/ct254/
購入時にお店のスタッフの方のお話だと、とても丁寧でいい仕事をしている方で、実力の対して制作料も比較的リーズナブルとのこと。
紹介しているこのバングルも著名なアーティストと比べて比較的リーズナブルな値段で購入しました。
ルーシー・ジェイクさんの作品はシンプルでセットされているターコイズなど石が際立つデザインが多い様です。
シンプルな中に石(ターコイズなど)の魅力をしっかりと引き出し、インディアンジュエリーとしての魅力もある素敵なアーティストです。
作品の裏には「LJ」とイニシャルが入っています。
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セットされているターコイズはモレンシです。
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アリゾナ州にあるモレンシ鉱山でとれ、古くから流通している有名なターコイズです。
もともとは、銅山の副産物として産出されていたようで、当時の鉱夫たちがランチボックスに入れて持ち帰りこずかい稼ぎをしていたこともあったらしいです。
鮮やかな青色から深いブルーの色と、パイライトと言われる黒色で磨くと銀色の発色をするマトリックス(柄)や水晶が美しく入ることがあり、濃い色で美しいパイライトや水晶のマトリックスが入るほどハイグレードとされています。
このジュエリニーにセットされているモレンシには水晶は見えないですがしっかりとしたパイライトが見えます。色も比較的濃いめのいろなのでモレンシターコイズとしての特徴がしっかりとでている美しいターコイズです。

インディアンジュエリーはハンドメイドなので、同じアーティストの同じデザインのジュエリーでも全く同じものはありません。
さらに、ターコイズがセットされると間違いなく世界に1つだけのアクセサリーとなります。
ハンドメイド+ターコイズ 見た目の美しさもインディアンジュエリーの魅力ですがオンリーワンなところもインディアンジュエリーの大きな魅力です。

このようなシンプルなデザインは普段、シルバーアクセサリーを付けない方でも付けやすいく、しっかりとインディアンジュエリーの魅力も詰まっており、比較的お手頃な価格なのでインディアンジュエリーの入門としてとてもよいのではないでしょうか?
(といっても、普段アクセサリーなどにお金をかけない方にはすこし勇気のいる価格かもしれませんが、、、)
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私も初めて本物のインディアンジュエリーを購入した1品です。
機会があれば是非一度本物のインディアンジュエリーの実物を手に取ってみてください。

虹の戦士
Warriors of the Rainbow

今回紹介するのも書籍となりました。
本当はインディアンジュエリーをもっと見ていただきたいのですがついつい読み終わった書籍の紹介になってしまいます。

紹介するのは「虹の戦士」です。
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まずは、Amazonさんから本の紹介を!
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地球が病んで動物たちが姿を消しはじめるときまさにそのときみんなを救うために虹の戦士たちがあらわれる…。アメリカ・インディアンが信じつづけてきた最後の再生への物語。1991年河出書房新社刊の改訂版。
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ということで、1991年に河出書房新社刊から出版された書籍の改訂新装版とのことです。
私は、この改訂版しか読んでいませんので、あくまでも改訂版のレビューと思ってください。

内容はと言いますと、両親はインディアンだが、両親は仕事で都会に出ている。
そんな、都会生まれ、都会育ちのインディアンの少年。
少年が両親の故郷であるインディアンの守ってきた大自然の土地に初めて訪れる。
そこで、彼は自然の素晴らしさを自ら見たり、触れることで経験し、
彼のひいおばあちゃんが語るインディアンの考え方や歴史をいろいろと学ぶ。

そして、自分の中に流れているインディアンの血が目覚め、より深く学ぶためひいおばあちゃんに教えをこう
ひいおばあちゃんは様々な昔ながらの知恵や教えを少年に一つ一つ教えていく。
そのなかで少年は成長していくはなしです。
アマゾンの書籍紹介からするとあまり想像できない内容かもしれませんが少年と、ひいおばあちゃんがメインの物語調の話です。

少年の成長、ひいおばあちゃんの教えの中にはインディアンの考え方がわかりやすく美しく描かれています。

書籍にところどころ描かれている挿絵がシンプルなシルエットのイラストなんですがこれがなんとも言えないうつくしさです。
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書籍の文字は大きく、文量も少ないので200ページ弱の書籍ですが一般的な書籍の感覚では3分の2か半分程度のイメージです。

前書きや、あとがきは自然の捉え方や世界のあり方についてすこし極論的な表現も含まれますがとてもわかりやすく中学生くらいなら十分に楽しめる書籍だと思います。

また、巻末にはインディアンについての書籍の紹介があります。
私も紹介されている本を何冊か読んだことがあるものも含まれていました。

先述の通りとても短い本なので本をよく読む方なら1日で読めると思います。
普段は本を読まない方でもそこまで苦にならずに読めると思いますので機会があればぜひご一読ください。